夏の匂い
ポツポツと雨が降りゃあた
虫も 草も 人間も
みんなが受ける
そりゃあきっと神様の涙
小せぇ水たまりができとって
その上を飛びこえる子どもたち
桜がぬぎ散らかした
ピンクの衣装が
できたばっかの川を流れとった
ザアザアと雨が降りゃあた
虫も 草も 人間も
みんなが浴びる
そりゃあきっと天からのシャワー
薄う緑色にけむった空気と
雨水を胸いっぱいに吸いこんだ
六月の雨はほんのり
夏の匂いがしとった
これは、国語の宿題で出た、名古屋弁で書いた詩です。我ながら結構気に入ってしまったので、のせちゃいました。でも、まだまだかな?